ビタミンと腸内細菌
ビタミンとは、生物の栄養を保ち成長していく上で、不可欠な微量の有機化合物の総称をさします。通常、私たちの体内では生成できず、食べ物など
から摂取しなければなりません。
さて、私たちの胃腸管内にはたくさんの腸内細菌が棲息しています。その中の善玉菌の
主な働きとして、ビタミンの生成があることをご存知ですか?腸内細菌がつくり出すビタミンには、ビタミンB郡(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12)、葉酸、ビタミンKほか、多数確認されています。
ビタミンの種類と働き
ビタミンの発見は20世紀の大きな産物の
一つです。20世紀初頭、牛乳の中に微量栄養素の存在が発見され、脂溶性と水溶性の2つの性質があることから、それらを区別するために脂溶性Aと
水溶性Bと分類。それ以降アルファベットで命名されるようになりましたが、後に統廃合され、現在では化合物名なども採用されています。
【ビタミンA】
皮膚や粘膜を丈夫にする、細菌感染を防止するビタミン
【ベータカロチン】
緑黄色野菜に豊富な抗酸化ビタミン
【ビタミンB1】
脳を活性化し疲労を防ぐ、神経の機能を正常に保つビタミン
【ビタミンB2】
発育を促進する成長ビタミン、脂肪の代謝に役立つ
【ビタミンB6】
タンパク質をつくる、神経の機能を正常に保つビタミン
【ビタミンB12】
造血機能に役立ち貧血を改善する赤いビタミン
【パントテン酸】
副腎皮質ホルモンの合成を促しストレスに強い体をつくるビタミン
【ビオチン】
皮膚の健康を保ち、脂肪・糖質・たんぱく質の代謝を助けるビタミン
【葉酸】
赤血球や細胞の生成に一役
【ナイアシン】
脂肪・糖質・たんぱく質の代謝を助け、二日酔いを予防する
【ビタミンC】
メラニン色素がつくられるのをブロック、コラーゲンの生成を助けるビタミンの代表格
【ビタミンD】
強い骨や歯をつくるカルシウムの調整役
【ビタミンE】
活性酸素から体を守る、若返りのビタミン
【ビタミンK】
血液凝固と骨の健康に威力